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神奈川近代文学館開館40周年記念企画「文学・どこへゆくのか 第Ⅱ期 作家が受け継ぐもの」③

期間
2024/5/18(Sat) ~ 2024/5/18(Sat)

会場
県立神奈川近代文学館
エリア
みなとみらい・桜木町・新港
開催時間
 14:00開演(13:30開場)
料金
一般1,200円(友の会会員1,000円)*未就学児の入場はご遠慮ください。*お申し込みをいただいた方には、当日9:30から展示館1階ミュージアムショップで入場整理番号付きチケットを販売します。
詳細情報URL
https://www.kanabun.or.jp/event/19565/
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会TEL : 045-622-6666  FAX : 045-623-4841
 長く文芸ジャーナリズムのなかにあって、現代文学の実情を見てきた湯川豊と尾崎真理子をナビゲーターとして、現代文学の展開をたどる連続企画。第Ⅱ期では、戦後文学の実相を追った第Ⅰ期を承けて、作家が文学の伝統から、何を、どのように受け継ぐのか、現代に生きる作家たちの言葉を通して、文学のゆくえを探ります。【出演】小川洋子(作家)聞き手・ナビゲーター:湯川豊(文芸評論家)、尾崎真理子(文芸評論家)
〈出演者プロフィール〉小川洋子(おがわ・ようこ)……1962年、岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1991年「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、『小箱』で野間文芸賞を受賞。他に『生きるとは、自分の物語をつくること』(河合隼雄との対話)など著書多数。海外にも多くの愛読者を持つ。湯川豊(ゆかわ・ゆたか)……1938年、新潟市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「文學界」編集長、取締役・編集総局長などを経て2003年に退社。以後東海大学文学部教授、京都造形芸術大学教授など。編集者として大岡昇平、丸谷才一、須賀敦子など多くの作家を担当した。著書に『本のなかの旅』『夜の読書』『丸谷才一を読む』など。2009年刊行の『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞。2019年には長編評論『大岡昇平の時代』を上梓した。尾崎真理子(おざき・まりこ)……1959年、宮崎生まれ。青山学院大学文学部卒業後、読売新聞社入社。大江健三郎、谷川俊太郎らへのインタビューや評論執筆を行う。同社編集委員などを経て、2022年まで早稲田大学教授。著書に『現代日本の小説』、『大江健三郎 作家自身を語る』(大江氏との共著)など。『ひみつの王国 評伝 石井桃子』で芸術選奨文部科学大臣賞、同作品を含む執筆活動により日本記者クラブ賞、『大江健三郎の「義」』で読売文学賞受賞。神奈川文学振興会理事。